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研究事業
研究事業
 結核研究所の研究は国内外の対策に役に立つことが求められており,複十字病院はもちろんのこと,これまで研修等の機会を通して培ってきた全国的なネットワークを活用して,結核専門病院や自治体・保健所と共同研究を行っております。また,研究成果を医療や施策に反映させる活動も合わせて行っています。低まん延を迎えるにあたって必要とされる医療や対策に関する研究は結核に関する特定感染症予防指針の策定に活用されました。対策現場と共同で実施さら患者中心の支援を強化するため研究は日本版DOTSの展開に大きな役割を果たしております。また,臨床的・疫学的研究、結核対策・法制研究、実地調査、結核対策支援ツールの開発等、幅広い分野に展開しています。また,国のサーベイランス事業の支援及びその解析によって得られた情報を国や自治体の対策に活用されるように,疫学情報センターを設置しています。
 細菌学的研究としては,新しい診断法の開発や評価、電子顕微鏡を用いた抗酸菌の形態 学的研究、多剤耐性結核菌の疫学情報調査や細菌学的特徴の解析、薬剤感受性試験を初めとする抗酸菌検査の精度保証に関する研究などを行っています。また,新しい結核菌の亜 種分析法の確立や既存分析法の改良、特定地域で分離された結核菌の分子疫学調査、非結核性抗酸菌のDNA塩基配列分析によるグループ分類と臨床症状との関連等の研究を進めて います。
 また,一般的な検査室では実施できない検査や、困難な臨床事例に関するレファレンス業務として、結核菌耐性遺伝子変異解析、結核菌の遺伝子タイピング、臨床分離非結核性抗酸 菌(MOTT)のDNA塩基配列分析を用いた菌種同定などを実施しています。日本及びWHOの西太平洋地域におけるレファレンス施設として,抗酸菌検査に関する技術指導,臨床分離 抗酸菌株の保管(菌バンク)・分与を含めて研究への利用を進めています。
 結核の感染、発症、再発などに関わる生体側の現象を遺伝子、細胞レベルで分析・統合し、 抗酸菌症の分子病態を理解して、その知見を対策に役立てることを目標としています。
 また,動物実験施設を活用して、新規抗酸菌薬開発と結核併用化学療法に関する薬理学的 解析・研究を行なっています。
 国際協力に関わる課題として,開発途上国の結核問題の正確な把握・改善・対策評価を目的とした研究活動も積極的に行っています。近年は、特に2015年の国連開発目標達成評価に関連し、途上国の結核疫学状況・対策評価のための実態調査への技術支援・研究収集と分析, が重点活動のひとつになっています。アジア・アフリカを中心とした各国の結核情報の提供を目的とした結核国際情報センターを設置しています。

具体的な研究内容等については,結核研究所の研究事業案内のページをご参照ください。
結核研究所のホームページはこちらからご覧になれます。
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