トップ 結核予防会とは
結核予防会とは

 結核予防会は、1939(昭和14)年4月28日、内閣総理大臣に賜った皇后陛下(香淳皇后)の令旨を奉戴し、閣議決定により設立された公益法人です。
 設立以来、結核研究を基盤として、結核制圧のために全国組織をあげて活動してきました。現在では結核が猛威をふるっていた頃に比べ罹患率が低下してきたものの、人口10万人対の新登録患者数は20.6と、カナダ(4.6)の4.5倍、オーストラリア(5.1)の4.0倍(Global tuberculosis Control, WHO Report 2007 )もあり、日本は依然として結核中まん延国といえます。さらに世界では開発途上国を中心に結核が重大な疾病であり続け、日本の支援を必要としています。また、結核のみならず、肺がん、喘息、COPDをはじめとする呼吸器疾患対策や、結核対策で培った実績と経験を活かして生活習慣病対策にも積極的に取り組み、みなさまの健康の保持・増進に貢献すべく幅広く事業を展開しています。
 これらの事業は、国庫補助金のほか複十字シール募金などを通じて寄せられた多くの方々の善意によって支えられています。

結核予防会の主な事業
結核を中心とする疾病の予防並びにそのための教育及び広報等の啓発普及
結核を中心とする疾病の調査研究並びにこれを行うために必要な研究所及び医療施設の設置
結核を中心とする疾病の予防に関係する者の教育及び研修
結核を中心とする疾病に関する事業の助成及び資金の造成
結核対策に関する国際協力
呼吸器疾患の予防その他呼吸器疾患対策に関する事業
生活習慣病の予防その他生活習慣病対策に関する事業
   
複十字は世界共通の結核予防運動の旗印です

複十字の由来
 複十字(Double-Barred Cross)は、9世紀頃、あるキリスト教派の象徴として使われていました。その後、第1回十字軍の指揮官ローレーヌ公がこれを楯の紋章にして戦ったことからローレーヌ十字とも呼ばれ、平和と希望の象徴となりました。
 1902年ベルリンでの第1回国際結核会議で、複十字を結核予防運動の世界共通のシンボルマークとすることが決定され、以来世界中で使われています。各国で規格に多少の違いがあるのは、会議でそこまで決めていなかったという単純な理由からだといわれています。
 結核予防会では、複十字のマークをシール・出版物・レントゲン車などに使っています。

ページの先頭へ戻る
トップ 結核予防会とは